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help リーダーに追加 RSS 日本経済新聞と坂東眞砂子

<<   作成日時 : 2006/08/22 11:25   >>

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 「のらねこ学入門」のちゃま坊さんのブログ「地域猫の作り方」(↓)で知ったのだが。
http://noranekogaku.blog8.fc2.com/

 日本経済新聞の8月18日(金)夕刊15面の「プロムナード」というコーナーに、「子猫殺し」というタイトルで、ホラー作家の坂東眞砂子のエッセイが掲載されている。
 
 タヒチ在住の彼女は、3匹のメス猫を飼っていて、避妊手術をしていない。当然、子猫が産まれる。どうしているかというと、産まれた子猫は、
「家の隣の崖の下がちょうど空地になっているので、生まれ落ちるや、そこに放り投げるのである。」(「」内、原文ママ、以下同)

 彼女は、避妊手術よりも子猫殺しを選んだ理由を、以下のように展開する。

「獣の雌にとっての「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むことではないか。その本質的な生を、人間の都合で奪いとっていいものだろうか。」
「子種を殺すか、できた子を殺すかの差だ。避妊手術のほうが、殺しという厭(いや)なことに手を染めずにすむ。」
「人は他の生き物に対して、避妊手術を行う権利などない。生まれた子を殺す権利もない。」

 そして、最後にはこう結んでいる。

「私は自分の育ててきた猫の「生」の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである。」

 まず第一に、彼女の「獣」の定義はなんだろう。猫は獣なんだろうか? 獣という言葉から、野生の動物を考えてしまうこちらが悪いのだろうか(猫は野生動物ではない。古来から人間に飼われてきた、愛玩<あるいは使役>動物だ)。
 「獣」の定義がどっちにしろ、「盛りのついた時にセックスして、子供を産むこと」が「獣の雌にとっての生」とは、誰が決めたんじゃろうか。「獣」本人に聞いたのか。ご自分自身がそうだから、雌はみんなそうだと決めつけているんじゃなかろうか(悪いが、そいつぁ勝手な思いこみ、というもんだ)。
 そしてあたかも「みんな、避妊手術のほうが精神的に楽だからやるんでしょ」というかの如く、最後には自身の行為をいぎたなく美化し、文章を終えている。

 私は仕事柄、素人さんの文章をたっくさん、半端ないくらい読み倒しているのだが、こんな無茶苦茶な理論が炸裂した自己陶酔の文章には、滅多にお目にかからない。
 日本経済新聞社は、こんなクソのようなエッセイよりも、他に載せるべき事柄があるんじゃないだろうか。「日本経済」の新聞社なんだから。
 あ、「日本経済」の新聞社だから、記事が破綻していて当たり前なのか。
 作家も新聞社も、どうしょうもねえなあ〜〜。

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坂東眞砂子氏の選択(子猫殺し)
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時評親爺
2006/08/23 18:20
子猫殺し
「子猫殺し」と題する記事が本日の日本経済新聞夕刊(2006年8月18日、15面「夕&Eye」プロムナード)に掲載されている。作家、坂東眞砂子氏の文章だ。 ...続きを見る
地域猫の作り方
2006/08/24 08:52

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